2020/07/02
エクステリア講座の時間がやってきました!
本日はカーポート編の第4弾(完結編) 屋根材についてお話しさせて頂きます。
今回はドクターKに解説していただきます
カーポートの屋根材は大きく分けて4種類あります
1、ポリカーボネート板・・熱可塑性プラスチックの一種であり、強度は約ガラスの200倍以上・アクリルの40倍・塩ビの20倍以上と言われており非常に丈夫な素材です。
現在製品化されているカーポートの半分以上がこちらの素材を屋根材に使用しております。
(20年以上前はアクリル板です)
※Dr解説・・ドイツのバイエル社が開発したといわれ、身近なものですとスマホケースなどに使用されています(材質がPCと記載)。また近年では警察のシールドにもこの素材が使われています(弾丸も弾く??)
欠点・・割れにくい素材ですが、逆に傷はつきやすいので雪下ろしの際は注意して下さい。アクリルに比べてい日射により色が変わりやすい。
利点・・紫外線はほぼカットします。また130~-100℃まで耐えられるとも言われています
ポリカーボネート板には熱線遮断(熱線吸収)という通常よりも熱を遮る物や防汚といわれる雨が汚れを浮かせて洗い落す一般ポリカよりも汚れや傷が付きにくいパネルがあります。
2、FRP板・・樹脂+ガラス繊維で出来ており、防火性+熱量カットの優れもの。施工例が少ないので何とも言えません(すいませんm(_ _)m)
欠点・・値段がとにかく高いです
利点・・上記のとおり防火性と熱量カットがすごいです!
3、アルミ板・・こちらは現在特定の商品のみ設定があり非常に少ないです。FRPと同じく防火性+熱量カットに優れています。※商品が少ないので欠点・利点は無しで・・
4、スチール折板屋根・・耐食性に優れたガルバリウム鋼板で積雪・強風に強いです
市販のカーポートでは1番災害に強いカーポートです。屋根だけでなく折板屋根を使用するカーポートは積雪に強くするために作っているので柱やフレームの強度も強いです。
欠点・・価格が高い、光が入らない(3山ポリカなど一部ポリカを使用して光を取り入れる物もございます)
利点・・積雪・強風に強い=これが台風などで壊れたら仕方がないです
メーカーによっては耐積雪量200cm相当も御座いますが、千葉県にお住まいの方は50cmで宜しいかと思います。
最後になりますが予算がある方には風や雪に強いカーポートをお勧めします
千葉県限定で・・・
◎ゾーンクリエイションのお勧めは三協アルミさんのスカイリードZ(耐積雪量50cm)です
ポリカ屋根なので光も入って、雨風に強い!
◎Dr.Kのおススメは三協アルミさんのG-1SS(耐積雪50cm)
次回はMr.Kによるエクステリア講座となります。
※写真は三協アルミさんのG-1SS デラックスタイプとなります。